言葉とデザインを一緒に作ると何が変わるか
ブランディングの相談を受けるとき、「デザインはお願いしたいけど、言葉は自分で考えます」という方が少なくありません。もちろん、自分で言葉を考えることは大切です。でも、デザインと言葉を別々に作ると、完成したときにちぐはぐになることがあります。ビジュアルは洗練されているのに、言葉が古い。言葉は温かいのに、デザインが冷たい。そういうずれが、ブランドの伝わりにくさにつながります。
言葉とデザインは同じ工程で考える
Simple Prairie Studioでは、コピーライティングとデザインを同じヒアリングから始めます。「どんな言葉でお客さまに話しかけたいか」という問いと、「どんな色や形でお客さまに見せたいか」という問いは、根っこが同じです。
ヒアリングの中で出てきた言葉の断片が、そのままキャッチコピーになることもあります。クライアント自身が使っている言葉の中に、一番伝わる表現が隠れていることが多いからです。
キャッチコピーがデザインを変えることもある
コピーライティングを先に進めると、デザインの方向性が変わることがあります。「温かみのある言葉」が決まると、フォントの選択肢が絞られます。「力強いメッセージ」が決まると、カラーパレットの候補が変わります。
逆に、デザインが先に決まると、言葉の選択肢が広がることもあります。深緑と小麦色のカラーパレットが決まれば、「土に近い言葉」「自然に近い言葉」という方向性が見えてきます。言葉とデザインは、互いに影響し合いながら育ちます。
SNSで特に差が出る
言葉とデザインの一致が最も目に見える形で現れるのが、SNSの投稿です。デザインが統一されていても、投稿の言葉のトーンがバラバラだと、フォロワーはブランドの一貫性を感じにくくなります。
Simple Prairie Studioのスタンダードプランでは、SNSテンプレートと一緒に「投稿の言葉のトーンガイド」も作成しています。「です・ます調か、体言止めか」「絵文字は使うか」「一投稿の文字数の目安」など、具体的なルールを一枚にまとめたものです。これがあると、投稿を作るたびに迷う時間が減ります。
言葉とデザインを一緒に考えることは、手間が増えるように見えて、実際には全体の制作時間を短くすることが多いです。方向性が早い段階で一致するからです。気になる方は、よくある質問をまとめています。